平成23年度 震災で得られた知恵・教訓等を通じた
持続可能な社会のための環境教育素材集

2 モノをつくることとは?

教材一式(パワーポイント/動画)

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モノをつくることとは?表紙

モノをつくることとは
(ppt/12.2MB)

鈴木先生のインタビュー1画像

鈴木先生のインタビュー1
「movie02_1_suzuki.wmv」
(7.91MB/約40秒)

鈴木先生のインタビュー2画像

鈴木先生のインタビュー2
「movie02_2_suzuki.wmv」
(23.9MB/約2分)



教材の概要

宮城県気仙沼市の魚問屋は、津波で付近の重油タンクが壊されたため、重油とヘドロが混ざった
海水でほとんどのモノがダメになってしまった。
しかし、昔から大事にしてきた漆器や着物は 洗うことできれいになり、再び使えるようになった。



当事者

株式会社 斉吉商店 代表取締役 斉藤純夫、専務取締役 斉藤和枝
www.saikichi-pro.jp/


有識者

独立行政法人 国立科学博物館
理工学研究部 科学技術史グループ グループ長 鈴木一義
www.kahaku.go.jp/research/researcher/researcher.php?d=k-suzuki


到達目標

大量消費社会になる前の日本では、モノを大事に長く使う文化がありました。それと同時につくり手側には、使い手のことを考えた思いや工夫があったわけです。震災後のエネルギー需要供給問題、製造原価の低い海外との競争、長く続く円高状態など、日本のモノづくりはかつてない厳しい状態にあります。持続可能な世界の中では失業問題も大きなテーマですが、伝統工芸の後継者が少なくなっているということも、持続可能な社会を守る人々が少なくなっているという点として押さえてください。ここでは、伝統工芸品の長く愛されてきた理由を考えさせると同時に、 日本のモノづくりの強さの本質までを考えさせてみてください。

指導計画

被災者は自宅から水産加工を行う工場まで、すべて津波で流されてしまい、大きな打撃を受けています。まずは、仕事をする場が失われた人の想いを想像させてください。

質問1
伝統工芸品が愛されるのはなぜだろう?

質問1 の意図

その上で、伝統工芸品を使い続けてきた理由を考えさせてみてください。デザインや廃棄物が少ないなど、様々なアイデアがでるかと思いますが、イメージが深まらない場合は、参加者が属する地域の伝統工芸品を例に挙げて、意見を述べさせてみるのも良いかもしれません。古いだけなら廃れているはずのモノが何故、長い間愛されてきたか、意見を出していく中でその魅力に気づいて欲しいところです。

質問2
日本のモノづくりとは何だろう?

質問2 の意図

伝統工芸品という製品を通じて、日本のモノづくりとは何かを議論させてみてください。デザインの良さ、壊れないこと、和のテイストなど、様々な意見がでるかと思いますが、一歩踏み込んで、相手のことを考えてつくってきたという職人の思いにまで議論を持っていってください。 有識者のコメントでは、西洋と日本の違いという形で表されていますが、職人のこだわりという言葉に含まれるアーティストとしての性格と職人的クリエイターの違いの部分まで議論を進め、考えさせてください。

>>「質問」「質問の意図」については「ガイドライン」をご覧ください。


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